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その他

発券システムの変遷


①印発機 (中部日本鉄道駅印刷発行機) 1990年~2012年

中部日本鉄道で初めて導入された乗車券印刷発行機(通称:印発機)です。乗車券・定期券・自由席特急券・指定席特急券が発行できました。指定席を使用するには各駅に設置している特急予約用コンピューターで予約を取り内容を手入力する必要がありました。

末期には、従来端末の設置がなかった小駅へ配置されましたが、2012年3月のCATS4稼動開始をもって置き換えが完了しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

②cats1  1999年~2016年

1991年4月より稼動開始したCATS1は従来の印発機をもとに、特急列車の座席管理、磁気カード業務を一体化したシステムとして登場しました。

これには「中鉄多機能発券システム(Chutetsu  Almighty Ticketing System )」、通称CATSという名称がつけられこの名称が現在まで引き継がれています。

また、CATS1から新たに回数券・企画乗車券・系列バス指定券が発売可能となりました。

1992年には旅行窓口用として中鉄旅行各支店にも配置されました。(一部除く)

2016年CATS5導入に伴い完全に置き換えられましたが、多客用移動式端末として松本支社で保管され、諏訪湖駅多客時の臨時窓口として使用しています。

 

 

 

 

③cats2  2002年~

2002年10月より稼動を開始したCATS2は、CATS1の改良版として係員の操作性の向上とICカード導入への導入を見込んだ設計で登場しました。

画面を大きくして操作性を向上したほか、IC業務に対応したシステム構成となっています。

新たに追加された機能としてクレジット決済、運賃検索機能、経路指定発券モード、ショットカット機能(ワンタッチメニュー)などがあります。ワンタッチメニューはトップ画面に各駅ごとに使用頻度の多い区間などを登録したボタンを配置することでスムーズな発券を実現しています。

また、2010年の改造でIC定期券に、2014年の改造でIC特急券にそれぞれ対応しました。


③cats4  2012年~

CATS2の機能省略版であるCATS4は2012年10月に登場しました。なお、CATS2の後継機CATS3は稼動することなく開発を終了しCATS5の開発に移行しています。

CATS4の特徴として、本体を小型化し小駅への配置を可能にしました。これにより全有人駅(委託駅除く)で特急券の発券が可能になりました。

ただし、エド券サイズの印刷機を備えている為、エド券サイズで発券することができない企画乗車券などは発売できません。

(一部企画乗車券は常備券で発売しています。)

 

 


③cats5  2016年~

 

CATSシリーズの最新型でCATS2の後継機であるCATS5は2016年10月の稼動開始で、現在主な特急停車駅と名古屋駅旅行センターに配置されています。従来の端末からデザインを一新し操作性も向上しました。CATS2からの変更点として、IC特急券にはじめから対応したほか、自動控除廃札、区変回数券発行ができるようになった一方、SFカードの発売とICへの残額移行ができなくなりました。(ただし印字満杯再発行・払戻は可能)

また、割引運賃の種類も増えた為配置駅では補充券の出番はほとんどなくなりました。 

中鉄旅行センターに配置の旅行窓口用では、

定期券を発売できませんが、イベント券の取扱いおよび

バーコードつき中鉄旅行券での支払いが一部可能です。